壮大な名古屋城を探検し、伝説の剣がある神聖な神社を訪れます。第二次世界大戦で破壊され、1959年に再建された17世紀のお城を訪れる旅に出かけます。かつては徳川家の尾張支藩の居城であり、この国の大半を支配していた戦国武将の王朝でした。外には2つの堀と印象的な城壁が宮殿を取り囲み、庭園や桜の木が植えられています。熱田神宮は、日本三種の神器のひとつで、天照大神からの贈り物として地上にもたらされたと伝えられる神聖な伝説の剣「草薙の剣」が納められています。歴史的な刀剣やその他の芸術品を展示した博物館を訪れましょう。

江戸の面影が残る町、飫肥（おび）を訪ね、城跡や武家屋敷を巡る旅へ出発します。バスに乗って、昔ながらの商店や歴史ある武士の邸宅が並ぶ趣深い飫肥の町へ向かいます。この町は、かつて日本を支配した武士階級が暮らしていた地として知られています。町の北端に位置する飫肥城跡では、杉の森が生い茂り、木陰の下を静かに流れる川など、美しい自然に囲まれた落ち着いた風情を楽しむことができます。続いて、伊東家の旧邸である豫章館（よしょうかん）を訪れます。江戸時代の風情を色濃く残す優美な武家屋敷で、手入れの行き届いた日本庭園の美しさにも目を見張ります。その後は、歴史ある武家屋敷が立ち並ぶ「武家屋敷通り」を散策。まるで時代をさかのぼるかのような気分で、保存状態の良い江戸時代の町並みをじっくりとご堪能ください。見学を終えた後は、バスに乗ってと戻ります。

熊本城、お食事・お土産処が軒を連ねる桜の小路、水前寺成趣園をお楽しみください。現地ガイドと合流し、日本三大名城のひとつとして知られる熊本城を見学します。17世紀初頭に建てられたこの城は、美しさと戦略的防御が調和したユニークな建築様式を誇っています。2016年の地震の後に再建された大天守閣まで登り、熊本の景色を楽しみます。
天守閣の前で記念撮影をした後は、桜の小路を散策します。江戸時代初期に造られたこの商店街は、東海道五十三次の宿場を再現しています。心地よい自然の音を聞きながら、小道をのんびりと散策し、この風光明媚な環境の落ち着いた雰囲気をお楽しみください。

​日本を代表する温泉地、別府。温泉が湧き出る雄大な自然の中をバスで巡ります。地下の火山活動によって街中に立ち昇る湯煙に驚嘆します。温泉はミネラルを含んでいるため、健康や幸福感を高める効果があると言われています。明礬湯の里では、ミネラルの効能や、入浴剤やスキンケア製品を作るための結晶の抽出方法について学ぶことができます。船に戻る途中、血の池地獄に立ち寄ります。この血のように赤い温泉は、別府で有名な「地獄」のひとつで、酸化鉄を豊富に含んでおり、絶好の写真撮影スポットとなっています。

​ユネスコ世界遺産に登録され、国宝・重要文化財に指定されている姫路城を訪れます。ドライブをお楽しみいただきながら、ユネスコ世界遺産にも登録されている姫路城へ向かいます。真っ白な漆喰の外壁と優美な姿から「白鷺城（しらさぎじょう）」の愛称で親しまれ、日本屈指の美しさと保存状態を誇る名城として広く知られております。城の天守や櫓など、江戸初期に建てられた主要建造物が今なお残っており、当時の面影を色濃く残しています。また、内堀の内側に位置する本丸一帯は「姫路城跡」として国の特別史跡にも指定されており、日本百名城の一つにも選ばれています。
当日はバスガイドによる外観のご案内のほか、城内を自由に散策いただける時間（入場料は個人負担）もご用意しております。歴史と美に包まれたひとときを、どうぞごゆっくりお楽しみください。見学を終えた後は、船へ戻ります。

奇跡的ともいえる長年にわたる広島の復興の歩みを目の当たりにし、その力強さと希望に満ちた歴史に触れてみませんか。まずはガイドとともに市内中心部へ向かい、広島平和記念公園を訪れます。園内では、原爆の惨禍を今に伝える「原爆ドーム（旧広島県産業奨励館）」をご覧いただきます。この建物は爆心地近くにありながら倒壊を免れ、あえて廃墟のまま保存されることで、原爆の破壊力と戦争の悲惨さを伝える象徴となっています。続いて、アーチ型の広島平和都市記念碑（原爆死没者慰霊碑）に立ち寄り、犠牲者の方々に思いを馳せる静かな時間をお過ごしください。慰霊碑の下の石棺には、22万人におよぶ犠牲者一人ひとりの名前が記されています。その後は、広島市の代表的なショッピングエリアにて自由時間をお楽しみください。訪問の記念となる品々が見つかることでしょう。ツアー終了後、船へ戻ります。

​南九州の自然美と神話の世界を巡る、心に残る半日ツアーへご案内いたします。まずは、美しい景色を眺めながら池田湖へ向かいます。池田湖は九州最大のカルデラ湖で、約5,700年前の火山活動によって誕生しました。湖の周囲は約15km、最も深い場所は233メートルに達し、地質学的にも大変貴重な存在です。また、池田湖には指宿市の天然記念物である巨大ウナギが生息し、湖の深くには「イッシー」と呼ばれる謎の生物が棲んでいるという伝説も語り継がれています。続いて、薩摩半島の最南端に位置する長崎鼻（竜宮鼻）へご案内します。ここは、浦島太郎が龍宮城へ旅立ったとされる伝説の地で、岬には乙姫様を祀る龍宮神社が建っています。目の前には雄大な海と荒々しい海岸線が広がり、静かな雰囲気の中、神話の世界に思いを馳せながら散策をお楽しみいただけます。見学を終えた後は、船へ戻ります。

風情あふれる街・松山をめぐり、道後温泉で心も体も癒やされるひとときをお過ごしください。
旅のはじまりは、日本最古の温泉のひとつとして知られる道後温泉から。まずは自由散策をお楽しみいただきます。地元の工芸品店や菓子店が並ぶにぎやかなアーケードを歩いたり、明治時代の趣を今に伝える道後温泉本館の外観を眺めたり、足湯に浸かってほっとひと息ついたりと、思い思いの過ごし方でこの歴史ある温泉街の魅力にふれていただけます。ご希望の方は、千年以上の歴史を誇る名湯を、短時間ながらご体験いただくことも可能です。その後は、専用車両に乗って松山市内の景観ドライブへ。ゆるやかな坂道を上がっていくと、勝山の上に堂々と構える松山城が車窓から見えてきます。緑に囲まれたこの名城は、街のシンボルでもあります。道中では、ガイドが松山の歴史や見どころを楽しくご紹介します。魅力あふれる松山の風景と文化にふれながら、心に残る時間をお過ごしください。

日本の田園風景が織りなす豊かな自然美にふれながら、有度山と三保半島をめぐる心満たされるひとときをお過ごしください。まずは、ガイドとともに景勝地日本平へ車で向かいます。かつては平坦だったこの地は、自然の力によって標高300メートルを超える高台となり、「天然の展望台」として親しまれています。茶畑や富士山、さらには伊豆半島や南アルプスまで一望できる絶景は、日本でも屈指の美しさを誇ります。続いて、三保半島に広がる「三保の松原」へご案内いたします。ユネスコ世界文化遺産の構成遺産のひとつである松林の中をガイドとともに歩き、やがて穏やかな砂浜へと向かいます。約７キロにわたって続く手つかずの海岸線の一部で、天候に恵まれれば、ここからも美しい富士山を望むことができます。自然の息吹と美しさを五感で感じながら、心に残るひとときをお楽しみください。

旅のはじまりは、標高268メートルの火の山公園から。山頂に広がる展望台からは、関門海峡、瀬戸内海、日本海を一望できる大パノラマが楽しめます。ここから見える夜景は「1000万ドルの夜景」と称され、「日本夜景遺産」にも登録されている名所です。次に訪れるのは、歴史情緒あふれる赤間神宮。壇ノ浦の戦いで幼くして命を落とした安徳天皇を祀る神社で、その悲劇の物語が今も人々の心を打ちます。中でも目を引くのが、海からもよく見える朱と白の水天門（すいてんもん）。まるで竜宮城を思わせる美しい佇まいで、下関を象徴する景観のひとつとして知られています。最後は、活気あふれる唐戸市場へ立ち寄り、写真撮影のひとときを。新鮮な海の幸が集まるこの市場は、海鮮好きにはたまらないスポットです。

歴史と食文化の魅力を一度に楽しむ、和歌山ならではの体験の旅へ出発します。まずは専用車両に乗って、16世紀に築かれた和歌山城へ。かつて紀州徳川家が居城としたこの名城は、白く美しい外観から「白亜城」とも呼ばれています。天守閣に登れば、和歌山市街を一望する壮大な景色が広がります。次に訪れるのは、和歌山マリーナシティ内にある黒潮市場。ここは活気あふれる海鮮市場で、獲れたての魚介がずらりと並び、タイミングが合えば、寿司職人による握り寿司や刺身の実演も楽しめます。新鮮な海の幸を使った海鮮丼などの地元グルメを味わえるほか、干物や和歌山の特産品なども取り揃えており、食に興味のある方やお土産探しをしたい方にもぴったりのスポットです。自由時間には、思い思いに市場を散策していただけます。見て、味わって、楽しむ和歌山の魅力を満喫した後は、船へ戻ります。

神聖な那智の滝と熊野の大社を訪ねる、旅に出かけましょう。ガイドと合流後、バスで那智勝浦町へ。ここは、日本で最も落差が大きく、神聖な滝がある場所です。歴史ある熊野古道沿いにあり、落差約130メートルを超える水が一気に落ちる迫力ある滝の流れをご覧いただけます。次に、熊野三山の一つであり、ユネスコ世界遺産にも登録されている熊野速玉大社へ。この神聖な場所は、何世紀にもわたって神々が宿る場所として深い精神的な意味を持ち続けています。境内には、樹齢1,000年以上で、日本の天然記念物に正式に指定されている荘厳なナギの木が立っています。その威厳ある姿をぜひご自身の目でご覧ください。ご参拝の後は、船へ戻ります。

穏やかな風景と映画の世界にふれる、小豆島ならではのひとときをご案内します。まず訪れるのは、日本で初めてオリーブの栽培が始まったオリーブ公園です。1908年に栽培が始まり、地中海のような温暖な気候に恵まれたこの島は、現在日本有数のオリーブとオリーブオイルの産地として知られています。ゆるやかな丘陵を縫う遊歩道を歩けば、ギリシャ風の風車が現れます。そこはヨーロッパの雰囲気を感じられる記念撮影にぴったりのスポットです。続いて、「二十四の瞳映画村」へ向かいます。映画『二十四の瞳』の世界観を再現したこの屋外型ミュージアムでは、当時の面影を残す木造校舎や漁村の古民家、四季折々の花が咲く庭園などが丁寧に整備されています。昭和の懐かしい風景に包まれながら、心温まる物語の世界にひたってみてください。敷地内には、作者・壺井栄の資料を展示した「壺井栄文学館」や、日本映画の魅力を伝える「ギャラリー松竹座」もあり、小豆島が育んできた文化と映画の歴史に深くふれることができます。見学後は、船へ戻ります。

宿毛の歴史と大自然を巡る旅へ出発します。まずは、かつて中世の城下町として栄えた町並みを再現する宿毛歴史館を訪れ、江戸時代の貴重な資料や遺物をご覧いただきます。市の発展と、日本を大きく動かした自由民権運動を牽引した林有造をはじめとする宿毛の偉人たちについて学びます。その後、自由民権運動の拠点ともなった、林有造の旧宅「林邸」を訪れ、彼の足跡をたどります。

​徳島の文化遺産の真髄に触れるひととき。活気あふれる伝統芸能のステージをご覧いただきます。徳島港から車窓の風景を楽しみながら向かうのは、日本一熱い踊りの拠点、阿波おどり会館。ここは、400年以上の歴史を誇る阿波おどりの魅力を体感できる場所です。その始まりは1586年、蜂須賀家政が徳島城完成を祝って踊りを奨励したことにさかのぼります。以来、阿波おどりはお盆の時期の風物詩として親しまれ、今では毎年8月に100万人以上の観客を魅了する、日本を代表する夏祭りへと発展しました。阿波おどり会館のホールでは、三味線、太鼓、鉦（かね）、笛の音に合わせて、色鮮やかな衣装に身を包んだプロの踊り手たちが躍動感あふれるパフォーマンスを披露します。見ているだけで自然と体が動き出しそうなその熱気に、きっと心を奪われることでしょう。さらにステージでは、観客も実際に踊りに参加できる時間が設けられており、楽しいひとときを一緒に分かち合うことができます。熱気あふれる文化体験の余韻とともに、思い出深いひとときをお楽しみください。

伊勢志摩スカイラインをドライブし、二見興玉神社を訪れます。ガイドと合流し、朝熊山へと続く伊勢志摩スカイラインを通って景色豊かなドライブへ出発します。車窓からは太平洋や周囲の山々の眺望をお楽しみいただけます。伊勢志摩国立公園内にある朝熊山展望台では、英虞湾や起伏に富んだ海岸線を一望できる絶景ポイントで写真撮影の時間を設けます。その後、二見浦に位置する二見興玉神社へ向かいます。ここは夫婦円満を象徴し、日の出を拝むための精神的な門戸として、しめ縄で結ばれた二つの神聖な岩である夫婦岩で知られています。境内には「無事かえる・貸したものがかえる・若かえる」などの願いを込めて、多くのカエルの像が奉納されています。縁起物として、多くのカエルの像が奉納されていることでも有名です。二見浦の海は古来より、伊勢神宮参拝前に行われる禊ぎの地でした。境内には、無事の帰還を願う縁起の良い蛙の置物も数多くあります。参拝の後は、船へ戻ります。

三重県の中心部に位置する、季節の花々で知られる有名なボタニカルガーデン・なばなの里を訪れ、地域の美しい花々が織りなす彩りをお楽しみください。港でガイドと合流後、景色を楽しみながら専用車両でなばなの里へ向かいます。到着後は、園内を自由に散策する時間が設けられており、地元の特産品や季節の花々を購入するショッピングの時間をもお楽しみいただけます。園内の見どころのひとつ、ベゴニアガーデンでは、世界中から集められた約600種、12,000株以上のベゴニアが一年を通じて咲き誇り、まさに圧巻の景観をお楽しみいただけます。美しい自然と静かな園内で心安らぐひとときをお過ごしいただいた後は、船へ戻ります。

韓国で2番目に大きい水族館、アクアプラネット麗水で、海の不思議に浸る体験をお楽しみください。太陽光発電をほぼ全面的に活用した環境配慮型の施設で、長い水中トンネルを進みながら、サメやサンゴ礁、希少なシロイルカやバイカルアザラシを含む約280種、34,000匹もの海洋生物を観察できます。その後、麗水の魚市場へ向かい、地元の文化と料理を堪能しましょう。地元の漁師が新鮮な魚介類を販売する様子を見学し、お好みの魚介を選んで目の前で調理してもらえます。最後に、美しく整備された李舜臣広場を散策します。ここは16世紀に日本の侵略から国を守った英雄、李舜臣提督を称える記念碑的な場所です。

甘川文化村（カムチョンムナマウル）は、1950年代の韓国戦争時に難民の居住地として設立されました。その後、かつて貧しかったこの地域は、カラフルな家々や芸術的な壁画、創造的なアート作品で知られる活気あるコミュニティへと変貌しました。2009年に地元のアーティストや住民がこの地域を壁画やアートプロジェクトで飾り始めたことで、村全体がオープンエアの美術館のようになりました。このツアーのもう一つのハイライトは、南釜山の龍湖洞にある五六島スカイウォークです。ここは、劇的な海岸線の景色とスリリングな体験で有名です。長さ15メートルのスカイウォークは、海から35メートルの高さに吊り下げられ、馬蹄形に崖に沿って伸びています。鉄柱と24層の防弾ガラスで作られており、安全に配慮しながらも、まるで空中を歩くようなスリルを味わえます。滑り止めの靴カバーを着用して透明な床に立ち、下で打ち寄せる波を見ながら息を呑む景色を楽しむことができます。ツアーを通じて、軽食から甘いスイーツまで、さまざまな地元のストリートフードをお楽しみいただけます。ガイドが人気の屋台を案内し、是非お試しいただきたい一品をおすすめします。釜山ならではの活気あふれる味わいを存分にご堪能ください。