葛飾インバウンドって?
バイタリティトラベル代表の南でございます。
私が生まれ育ち、今も暮らしている町葛飾。葛飾って聞くと多くの方が
下町、両さん、寅さん、千葉じゃないの? 千ベロなんておっしゃいますが、どれも合ってますが、凄く良い街なのです。
誰もが自分の住む町が好きなように、私も地元葛飾が大好きでして、旅行業を営む中で何かが出来ればと思い立ち、葛飾区を代表してインバウンド需要の喚起に努めます。
どうかこの機会に、わが町葛飾区まで遊びにお越しください。
レンタサイクルで巡る葛飾の旅コース紹介
東京23区の1つ葛飾区は北に埼玉県、東に千葉県を接する大きな川に囲まれたエリアの為、川沿いにあるサイクリングロードを利用して1級河川の中川、江戸川を名所と共にお楽しみいただけます。今回ご紹介するルートは、葛飾の代表的な街亀有から、こち亀関連の銅像を巡り、昔ながらの商店街、亀有香取神社、中川サイクリングロード、水元公園、縛られ地蔵尊、江戸川サイクリングロード経由、矢切の渡し、柴又帝釈天を楽しんで亀有まで戻る2時間ルート(休憩を入れるので3時間から4時間見ておいてください)です。
ベストシーズンは、暑すぎず寒すぎない3月~6月、10月~12月です。
亀有駅集合(京成線青砥駅も可)
[ルート1]自転車をレンタルしていざスタート。まずは駅前にあるこち亀ゆかりの銅像と記念撮影。ここ数年海外からも多くの方がここで記念写真を撮っております。
尚、亀有公園も近所にあります。
[ルート2]駅前からすぐ亀有銀座商店街(ユウロード)。ここにもこち亀キャラがあちこちに。人気の両さんサブレ等定番人気のお土産が伊勢屋さんで購入できます。
[ルート3]地元の氏神【亀有香取神社】へ。亀有なだけに狛犬が亀だったり、境内には葛飾を代表する様々なキャラクターが待ってます。お休みの日にはまれに両さんがいて、一緒に写真を撮ってくれます。
[ルート4]亀有香取神社境内には、両さん銅像、そしてキャプテン翼のサッカーゴール祈願の絵馬があります。大切な試合の前は、ここでオーバーヘッドキックの願掛けを。
境内で安全祈願の参拝だけでなくおしゃれなカフェもあるのでのんびりお過ごしください。
[ルート5]神社の後、すぐそばにある1級河川[中川]のサイクリングロードへ。川沿いの景色をお楽しみください。
[ルート6]中川サイクリングロードから新大場川水門へ。タイミングが良いとここから小型クルーザーが出てきます。もうすぐ水元公園。
[ルート7]大場川沿いをサイクリング。対岸のクルーザー・マリーナを眺めながら水元公園に向かいます。
対岸は埼玉県三郷市となり、川が境界線となります。
[ルート8]1910年(明治43年)に建設された閘門(こうもん)で、東京都内に残る数少ないレンガ造りのアーチ橋です。水元かわせみの里の近く、大場川に架かる橋で葛飾区登録有形文化財に指定されています。
[ルート9]水元公園はポプラ並木やメタセコイアの森等都内最大級の水辺の公園です。広い敷地には癒される景観が数多くあり木陰で小休止しましょう。羽田空港へ着陸する飛行機が上空を通過します。
[ルート10]水元公園内にある美しい森と水元大橋。森の中もサイクリングが出来ます。
[ルート11]松浦の鐘は、松浦河内守信正が奉納した梵鐘で、下小合村(東金町)竜蔵寺にありましたが、明治2年の廃仏毀釈で廃寺となり、村民所有となりました。第二次世界大戦の際にも供出を免れ、区指定の文化財として、水元さくら堤に保存されています
[ルート12]水元公園からすぐのところにあるしばられ地蔵尊は、盗難除け、足止め、厄除け、縁結びなど、あらゆる願い事を聞いて下さる霊験あらたかな地蔵尊として祀られています。
縛られ地蔵のエピソード
江戸時代の享保年間、八代将軍徳川吉宗の治世。日本橋にある呉服問屋の手代が南蔵院の境内でうっかり一眠りしている間に反物を荷車ごと盗まれてしまいました。調べに当たった名奉行、南町奉行大岡越前守忠相は、「寺の門前に立ちながら泥棒の所業を黙って見ているとは、地蔵も同罪なり、直ちに縄打って召し捕って参れ」と命じました。かくして地蔵はぐるぐるに縛られ、車に乗せられ江戸市中を引き廻され南町奉行所へ。物見高い野次馬が、どんなお裁きが始まるかと奉行所になだれ込みました。そして越前守は門を閉めさせ「天下のお白州に乱入するとは不届至極、その罰として反物一反の科料申附ける」の一声、奉行所にはその日の内に反物の山が出来ました。手代に調べさせるとその中から盗品が出て、詳しく調べると当時江戸市中を荒した大盗賊団が一網打尽となったのです。越前守は地蔵尊の霊験に感謝し、立派なお堂を建立し盛大な縄解き供養を行いました。以来、お願いするときは縛り、願い叶えば縄解きするという風習が生まれ、盗難除け、足止め、厄除け、縁結びなど、あらゆる願い事を聞いて下さる霊験あらたかな地蔵尊として祀られています。
[ルート13]一級河川の江戸川サイクリングロードから柴又方面へ。川の向こうは千葉県松戸市です。川沿いに南下し柴又方面へ。途中、金町浄水場の取水塔が河岸の景観を印象付けます。
[ルート14]有名な演歌にもなった矢切の渡しは今でも残っております。タイミングが合えば対岸の松戸市矢切までどうぞ。
[ルート15]山田洋次監督の代表作、有名な映画”男はつらいよ”の舞台柴又へ。古き良き景色も残ってます。
せっかく来たら川千家さんで鰻でもどうぞ。
[ルート16]旅の最後は京成線柴又駅前にある寅さんとさくらの像。映画のシーンが蘇ってくるのではないでしょうか?
柴又から亀有まで移動して解散となります。気になるお土産は柴又の草団子に亀有の両さんサブレ等ご当地ならではのものをお求めいただけますのでご安心ください。
ツアー代金 1人8,800円(レンタサイクル代、ガイド料込み)、飲食費、お土産代は別。
最少催行人数 2名(最大定員8名まで)
対象年齢:18歳以上、79歳以下(但し4時間のサイクリングに耐えうる体力が必要です)
天候によるツアー催行判断は、前日18:00までにお知らせさせていただきます。
葛飾の景色を思い浮かべる歌詞
葛飾音頭 作詞はなんと古関 裕而さん(NHK朝ドラ・エールで窪田正孝さんが主演)
1,都(みやこ)東京はネ~、ココから明けて~
夢もさめます、江戸川ライン
さぁさ葛飾、一度はおいで
富士を招いて筑波を呼んで
ほんによさよさ、パラダイス
2,男花ならネ~、江戸川桜
乙女菖蒲(あやめ)は、堀切菖蒲(しょうぶ)
さぁさ葛飾、嬉しいトコロ
燃えてふたひら、ひだりでみひら
ほんによさよさ、仲の良さ
3,アレは柴又ネ~、帝釈様ヨ~
宵の庚申(こうしん)、勇みの太鼓
さぁさ葛飾、栄えるトコロ
街の景気も文化の色に
ほんによさよさ、日が灯(とも)る
4,黒い煙もネ~、緑に消えて
釣りの中川、水郷情緒
さぁさ葛飾、住みよいトコロ
月の小窓もほんのり濡れて
ほんによさよさ、パラダイス